どうもどうも、特殊犯罪アナリスト&裏社会ライターの丸野裕行です。今回は“家出少女”に関するインタビューを行いました。 ■ 年末年始も経過し、どこからともなく街に出現してくる家出少女たち。警察庁の統計によると、1年間に補導される未成年者の家出少女・少年は増加傾向にあり、2019年には数千人規模にのぼった。家出少女と言えば、大阪女児誘拐のI容疑者が逮捕された事件が記憶に新しいところだろう。 家出少女を宿泊させ、売春や窃盗、恐喝、薬物などの犯罪に巻き込む男たちがいる。それらのほとんどは、暴力団や地下組織による手引きである。 今回お話を伺ったのは、家出娘を囲い込んだ寮で家出少女の身の回りの世話をしていた杉野由佳さん(仮名、56歳)。 (※写真は全てイメージです) 彼女が体験した家出娘たちとの壮絶な日々、お聞きいただきたい。 ゴミ屋敷に住む女の子たち 丸野(以下、丸)「どんなキッカケで家出娘たちの世