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小沢一敬 彼女の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • スピードワゴン小沢「僕が女性に優しいのは、その子が彼女じゃないから」(小沢 一敬) @gendai_biz

    スピードワゴン小沢「僕が女性に優しいのは、その子が彼女じゃないから」 小沢一敬の「わが人生最高の10冊」 前半はエロ小説後半はサスペンス また同じく10代の頃の衝撃といえば、寺山修司は外せないですね。作品としては『寺山修司少女詩集』が忘れられない。その中の「海を見せる」というたった2ページの小品が特に印象的です。 病気でずっと入院していて海を一度も見たことがない少女を、男の子がお見舞いに行くという話。海という存在を信じられない少女に、少年は海の水を汲んだバケツを持って行く。でもバケツの中の海水は、自分が少女に語った海のように青くはないし、波も立っていない。男の子は女の子に「うそつき!」と言われてしまいます。報われない美しさが、どうしようもなく好きですね。 NSC(吉本興業のお笑い芸人養成所)に入った20歳の頃に読み、毎日持ち歩いていたのが『できそこない博物館』。(前出の)マーシーが好きな筒

      スピードワゴン小沢「僕が女性に優しいのは、その子が彼女じゃないから」(小沢 一敬) @gendai_biz
    • スピードワゴン小沢「僕が女性に優しいのは、その子が彼女じゃないから」(小沢 一敬) @gendai_biz

      当時の生き方と物語を重ねた 今回は人生で2回以上買った本を選んでいます。人に薦めたくて誰かにあげたり、持ち歩いたり読みすぎてボロボロになったり、新しく文庫になった時に懐かしくて手に取ったり。色々な理由で何度か買っているわけですが、とにかく、内容が面白く、思い入れがある本です。 中学2年生の時に出会ったロックバンド、ザ・ブルーハーツは僕の人生に強烈な影響を与えました。そのバンドのギタリスト、「マーシー」こと、真島昌利さんが好きだったのが、1位に挙げている『路上』です。 僕は彼の読んだ本を全部読もうと思い、知り得るかぎり、片っ端から読破しました。この本の著者のケルアックのほかに、ギンズバーグ、バロウズなどのビートニク文学のほか、海外の文学作品にも、マーシーの影響でどっぷりとハマりました。 『路上』の主人公たちは、旅をしながら、まさに転がり落ちていくような日々を過ごします。僕は中卒で、15歳の時

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