この記事の写真をすべて見る 大阪地裁の被告人席に現れた長髪の井上勝被告(24)は12月25日、被告人質問で2件の窃盗などについて問われると「間違いありません」と犯行を認めた。そしてこう頭を下げた。 「1軒やって、カネを手にして2軒やっても同じと思い、繰り返しやってしまった。申し訳ありません」 法廷で問われているのは、有名焼鳥チェーン店「鳥貴族」(東証1部上場)へ窃盗に入った容疑だ。2019年3月11日「鳥貴族ナンバ西店」での窃盗罪と住居侵入罪。2018年11月「鳥貴族長居店」と2019年3月「鳥貴族ナンバ西店」での窃盗罪と住居侵入罪。 検事の冒頭陳述で、井上被告が見張り役、共犯者の山本翔也被告(26)が実行役となり、営業時間が終わった鳥貴族のチェーン店に侵入。 金庫から2店舗合計で177万円あまりを奪った状況が、詳細に述べられた。 有名焼鳥チェーンなので、セキュリティは万全のはずだが、その