読み聞かせボランティアで、大人気の絵本「川端誠さんの落語絵本シリーズ」 NHKの「にほんごであそぼ」の影響もあり「落語」に早くから親しんでいる子供も多いですよね。 落語に出てくる人物には、「人情」や「人間味」にあふれています。
川端誠(かわばた・まこと)絵本作家 1952年新潟県生まれ。代表作に、『鳥の島』(第5回絵本にっぽん賞受賞)、『森の木』『ぴかぴかぷつん』『十二支のお節料理』、「お化け」シリーズ、「野菜忍列伝」シリーズ、『地球をほる』『槍ヶ岳山頂』(以上、BL出版)、「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)、「果物」シリーズ(文化出版局)、『らくごえほん てんしき』(KADOKAWA)など多数。絵本作家ならではの絵本解説も好評。 目指すのはシンガーソングライターみたいな絵本作家 ――1994年に『ばけものつかい』が発売されてから現在まで、『まんじゅうこわい』『じゅげむ』『めぐろのさんま』など、人気の落語を次々と絵本にしてきた川端誠さん。落語絵本では、テンポの良い言葉にのせて、ご隠居さんや小坊主さんが生き生きと描かれていく。話芸である落語を、川端さんはどんなふうに絵本として表現していったのか。 ぼくは、落語と
年越しにぴったりの絵本があります。 図柄も色使いも内容も、年の瀬から新年にぴったり。 それが、『十二支の年越し』です。 木版画で描かれた動物たちはユニークで、どこかにいそうな人みたい。 そんな十二支の動物たちが、年の瀬から新年を迎える様子を描いた絵本です。 十二支といっしょに、年末のあわただしさを感じ、新年の明るく穏やかなお正月を迎えましょう。年越しってこうだったなぁと思い出させてくれる絵本です。 羽織、袴を身につけた、ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い。 大人も子どもも、日本ならではのお正月を楽しみ、味わうことができます。 十二支の年越し 十二支のお正月 十二支のいろはがるた 十二支の年越し 川端誠・作 十二支と言えば、まず最初はねずみです。 子はねずみ ねじりはじまき たすきがけ 正月じゅんびのはじまりだ まずはみんなで餅をつく 力あまってぺったんこ おや
落語絵本の読み聞かせのコツは? 先日、生まれて初めて落語を聴いた博士くん6歳。 落語家さんは柳家吉緑さんで、演目は「寿限無(じゅげむ)」。 子どもが生まれてお寺の住職にさまざまな名前を提案してもらった父親が、 子どもの健康を思うあまり、その提案をすべて採用し、 とんでもなく長い名前を作り上げてしまうといったお話。 「じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ…」 長すぎる名前を早口で繰り返すことで、思わず笑いが飛び出します。 “パイポパイポ“や“グーリンダイのポンポコピーのポンポコナー”など、 子どもの心を刺激する楽しいフレーズも気に入ったよう。 さっそく、落語絵本「じゅげむ」を読んでみたいと思いますが… 女優でもなんでもない母親がいきなり落語家さんのようには、もちろんいかないわけで。 事前に一度読んで流れとオチを把握しておく 落語絵本というと、少しかまえてし
私は絵本の原画展が大好きです。 いつもわくわくします。 1週間ほど前になりますが、川端誠さんの「木の精・モク」展に行きました。 木の精・モクというのは川端誠さんの絵本『森の木』に出てく木の精の名前。 『森の木』は20年以上前に作られた絵本で、私の大好きな作品です。 この絵本の絵は、絵というより造形作品というのでしょうか。 美術に詳しくないのでなんといえばよいのかわかりませんが、人物や森の木、動物たちが浮き上がっているように、貼り付けたように、立体的に盛り上がって見えるのです。 油絵のようでもあり、粘土で作ったようにも、また木を彫ったようにも見えるので いったい何で描かれているのだろう? と、ずっと気になっていました。 絵本『森の木』の原画、「木の精・モク」展 個展投稿其の①#川端誠 #ピンポイントギャラリー での『木の精・モク』展開催中 です!久しぶりの表参道、原宿 近辺ドキドキ、ワクワク
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