アルバム「天皇」より。 Reiko Omura is a japanese female singer with this beautiful voice.
工藤冬里 ピアノレッスン ──教則本のいうとおり、左手でルート音を弾いてはいけないのでしょうか? モンクのように左手小指がルート、親指が7度だと、テンションは右手にまかせたりと初心者としては楽なのですが、ああもダメと書かれるとうしろめたいです。 左手小指でルートを押さえるくせがついてしまうと、モダン・ジャズには移行できなくなります。ジャズだと左手小指は5か7を多用します。コルトレーンなどの4度5度主体のアドリブでは、Cなら「ミ・ラ・レ」「ソ・ド・ファ」「シ・ミ・ラ」「レ・ソ・ド」などを押さえます。 ルートはベースが押さえるのでピアノでも押さえるのは野暮だ、ということに尽きると思います。でも、おっしゃるとおりソロなら押さえていいと思います。エリントン、モンク、マルの流れはルート押さえ派です。 要は誰にたいして謝るかです。奴隷が世を主人としているのか、イエスの奴隷として自由平等の新世界を宣言で
インタビュアー/白石民夫 二年程前、「TOKYO」と言うバンドは、サラリーマンバンドと称していて、 ある日、演奏が終るとベースでリーダー格の比田君は、 「さあ、終わった、終ったキャバレー行こ」 「キャバレー連れてくから来ないか」 -- で、行ったのは、と言うか連れていかれたのは、 男の子一人と女の子一人、奇妙な三人連れで、キャバレーに繰り出して行きました。 女の子というのは、大村礼子です。 やはり同じ頃、「マイナー」に集まる面々 (ガセネタとか、あの連中)が打ち揄って、 泥沼のような「会合」を繰りひろげていた時、ふと、大村礼子氏が言いはなったことがある。 「ボクはクラッシュが好きです」 まだクラッシュのデビュー当時の頃です。 「この間、地下鉄にのっていたんです」 「となりにフィリピン人が座ってて、その目です」 -- フィリピン人って、わかるの? 「浅黒くって・・・ きっとそうですよ」 大村
Tweet この震災で、人々は「背骨の人」と「胸の人」とに分かれました。「背骨の人」は"日本ガンバレ"或いは"頑張るな"という方向に行きますが、「胸の人」はひとりぼっちです。外人居留者として被災し、外人居留者として外人居留者のコミュニティーからも疎外され、外人居留者としても勿論、日本からも疎外され乍ら何を表現できるか。そのことのために読むべき本は果たしてこの本屋にあるでしょうか。これらは本屋で立ち尽くすひとりぼっちの思想です。身体性の(アルトー)、ハプニングの(ダダカン)、やさしさの(マルクス)、餓死自殺の(尾形)、やってしまったことから始まる不可能な領域への、同労者のいない、残された僅かな時のための。ー工藤冬里
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