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  • 【読書】『クララとお日さま』カズオ・イシグロ 著 - ふでモグラの気ままな日常

    【あらすじ&ひとりごと】 カズオ・イシグロさんの『クララとお日さま』を漸く読むことができました。 イシグロさんのノーベル文学賞受賞後第一作、もう3年もたつのですね。 太陽をエネルギーとして動く、人間の子どもの遊び相手として開発されたロボット(AF・人口親友)が家族に購入され、一家に仕える物語です。 店舗に並ぶAFたちは、子どもたちに選ばれるのをひたすら待っている。その中のひとり、クララは、女の子のジョジーにひと目惚れをされ、一家に仕える使用人として買われていく。 家族ではなくて、あくまで家族を助けるロボット、使用人として人間に所有される運命が寂しい。 不穏な展開になってきても、クララの献身的な愛情に読者の気持ちが救われる感じです。 結局、AFたちは、使用目的を終えると廃棄されることになる。クララが穏やかに廃品置き場に佇むシーンに何とも言えない寂しさが溢れますね。 人ではないとわかっていても

      【読書】『クララとお日さま』カズオ・イシグロ 著 - ふでモグラの気ままな日常
    • 歴史とその周縁に潜在する豊かさ──「表現の生態系 世界との関係をつくりかえる」展:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape

      先日当館で終わったばかりの「表現の生態系 世界との関係をつくりかえる」展について、もっとも多く耳にした感想は美術館と博物館の展示を横断している、というものだった。それは確かにその通りだが、企画意図とは無関係だと思って真剣に受け止めていなかった。しかし、今更ながらそうした感想に込められた「横断」することへの肯定的な見方について考えてみる必要性がありそうだ。 「美術館」や「アート」のそもそもの役割 この展覧会をつくろうと考えたきっかけは、地域の文化や歴史、あるいは教育や福祉と関わるアートプロジェクトを実施してきた経験を踏まえて、「美術館」や「アート」のそもそもの役割とは何かを見つめ直したいというものだった。展覧会というかたちでは表に出ない、アートプロジェクトなどの継続的な活動は、地域や個人などとの密接な関係性に支えられているため、批評的に考える機会を持つのは簡単ではない。しかし、美術館であれば

        歴史とその周縁に潜在する豊かさ──「表現の生態系 世界との関係をつくりかえる」展:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape
      • 『焚火グッズ試運転』

        試運転は、手羽元グリルで。野菜室に4分の1のタマネギがあったのでついでに使いました。 ダッチオーブンの下には鉄パイプゴトク、上蓋グリルには新たな空き缶チャコールスターターを。 1時間ほど焼きを入れました。不安定で倒れやすいということもなく無事に試運転終了。 こちらは古い方のチャコールスターター。のべ30回くらいの焚火で使っています。1回あたりの時間はまちまちですが、捨てる前の廃品で健気に役立ってくれました。 味も言うことなし。 3時間ほど試運転した翌日の様子。高温になって焼けた色模様がついていますが、焚火を繰り返すごとに錆が浮いてきます。 使用前の姿。

          『焚火グッズ試運転』
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