新型コロナウイルス感染症についての一部SNSの投稿に対し、国立感染症研究所の脇田隆字所長がホームページ上で公表した見解 国立感染症研究所(感染研)の脇田隆字所長は30日、新型コロナウイルスのワクチンを巡り、SNS(ネット交流サービス)上に自身の意図とは異なる発言内容が拡散されているとして、自身の見解を感染研のホームページ(HP)上に掲載した。感染研がSNS上のやりとりについて見解を示すのは異例。 脇田所長は30日付の見解で、新型コロナワクチンの重症化予防効果について「多くの適切にデザイン(設計)された研究に基づいて実証されており、学術的に確立された知見」と指摘した。「日本国内で実施された複数の研究でも確認されている」と説明し、学術論文や出典を示した。 また、2020年以降に発生した国内の超過死亡については「『新型コロナウイルスのワクチン接種が原因で超過死亡が発生した』と考えられる科学的根拠