ガサは内部通報者と報道機関へのみせしめか?県警は地方公務員法違反容疑で元巡査長、藤井光樹巡査長(49)=後に懲戒免職、起訴=を4月8日に逮捕した直後、「見返りの情報提供を期待して資料を提供した」と藤井被告が供述したと発表していた。しかし資料提供の前に県警の行動を謝罪していたことから、関係者は「県警内の不正を明らかにしようとする正義感から行なった公益通報だ」と指摘している。 県警は藤井被告の逮捕と同じ4月8日に、福岡市にあるハンターの中願寺純則代表の自宅を捜索してスマートフォン2台やパソコン、取材ノートなどを押収した。 このとき押収されたパソコンには、今年3月に退職した同県警元警視正の本田尚志・前生活安全部長(60)が北海道のフリージャーナリストに郵送した別の事件の捜査記録のデータもあり、この記録の流出に気づいた県警は5月31日に本田容疑者も国家公務員法違反容疑で逮捕した。 しかし本田容疑者