↓ この「右翼が改憲、左翼が護憲」は「右とか左とか古い/意味がない」論者が好んで引き合いに出すはなしだが、占領下で始まった改革が逆コースによって未完に終わったという歴史的経緯を考えれば「護憲=戦後改革の完遂」であり「改憲=戦後改革への反動」で実にスッキリ。
岩波新書の新刊です。雨宮昭一氏の『占領と改革』。シリーズ日本近現代史の一冊ですが。 http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/ 岩波HPの新刊案内が見事に紹介していますので、それを引用しますね。 >これまで戦後改革を語る時、新憲法制定、財閥解体、農地改革、女性参政権、教育の民主化など一連の戦後改革は連合国総司令部(GHQ)の占領政策によるものといわれてきました。私自身も教科書などでそのように習いましたし、疑いもなくそう思っていました。しかし、雨宮先生は、GHQの占領政策は戦後改革を促進はしたが、その原点は戦時中の総力戦体制の時代に培われていたといわれるのです。本当でしょうか。 日本近現代史研究をふりかえってみると、研究状況はそのような流れになってきているようです。早くも1960年代には大正デモクラシーを戦後改革の先駆とみる見方が出はじめ、日本人自らによる改革の
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