「かつて『プロレスとはゴールのないマラソン』と言った自分ですが、ゴールすることに決めました。来年の春までには引退します!」 6月12日、さいたまスーパーアリーナで行われたプロレス4団体合同イベント「サイバーファイトフェスティバル2022」のリング上から、武藤敬司が2023年春までに引退することを発表した。 武藤は、長年ヒザに爆弾を抱え2018年3月には人工関節を入れる手術を行いながらも現役を続け、昨年は「プロレス大賞」で年間最高試合賞(2.12日本武道館、vs潮崎豪)を獲得するなど、プロレス界の第一線で闘い続けてきた。 しかし今年1月から左股関節唇損傷により長期欠場。5.21プロレスリング・ノア大田区総合体育館大会で復帰したが、自分の思うような動きができず、試合後「近々、報告することがあります」と意味深な言葉を残していた。 その後ノアから「6.12サイバーファイトフェスティバルで、武藤敬司