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日野草城 句集の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • 裸木の固き蕾の先に天 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    句集を買いました。 『自選自解 山口誓子句集』(白凰社)です。 誓子自身が選んだ俳句215句に、やはり誓子自身による解説を加えた句集です。 巻末には「わたしの俳句のつくり方」という文章も添えられています。 この一文を読みたくて、この本を買うことにしたのです。 俳句の解説も含めて、とても興味深い内容でした。 ですが、それについてはここでは触れません。 またいつか機会があれば紹介しようと思います。 山口誓子句集―自選自解 (1969年) (現代の俳句〈5〉) 作者:山口 誓子 白凰社 Amazon 山口誓子は、以前の拙記事 何を追ふ地下道を往く木枯らしや - 森の奥へ  のなかで好きな句の一つとしてご紹介した「海に出て木枯帰るところなし」の作者です。 山口誓子やまぐちせいし(1901―1994) 俳人。明治34年11月3日、京都市に生まれた。本名新比古(ちかひこ)。旧制三高を経て東京帝国大学法

      裸木の固き蕾の先に天 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    • 【年表付】俳人「山口誓子」とはどんな人?生涯や代表作、名言まとめ - レキシル[Rekisiru]

      山口誓子は日本を代表する俳人の一人で、1901(明治34)年に京都府で生まれた俳人です。誓子(せいし)は俳号(俳句を詠むときに用いるペンネームのようなもの)で、本名は新比古(ちかひこ)といいます。 彼の最大の功績は、俳人の水原秋桜子とともに、現代俳句の基礎を築いたことです。季語や定型といった俳句のルールは守りつつ、近代的・都会的な俳句を多く残し、1994(平成6)年に亡くなるまで20冊もの句集を発表し、90年にわたる俳句人生を全うしています。 京大三高俳句会で俳句を学び、はじめは日野草城と鈴鹿野風呂に、次いで「ホトトギス」の高浜虚子に師事しました。その後、水原秋桜子に従い「ホトトギス」を離脱すると、新興俳句運動を牽引しつつ、俳誌「天狼」を主宰しました。 今回は、そんな山口誓子の俳句に深い魅力を感じている筆者が、その生涯や人物像、名言、代表的なや俳句などについて簡単な年表も添えてご紹介してい

        【年表付】俳人「山口誓子」とはどんな人?生涯や代表作、名言まとめ - レキシル[Rekisiru]
      • 日野草城 - Wikipedia

        日野 草城(ひの そうじょう、1901年(明治34年)7月18日 - 1956年(昭和31年)1月29日)は、日本の俳人。東京都出身。本名は克修(よしのぶ)。 「ホトトギス」で学んだ後、「旗艦」を創刊、男性が眼差す女性のエロスを主題とした句や無季俳句を作り、昭和初期の新興俳句運動を主導。戦後は「青玄」を創刊・主宰し一転して静謐な句を作った。 略歴[編集] 東京市下谷区上野山下町(現在の東京都台東区上野)に生まれる。1905年より朝鮮に移住し、京城(現在のソウル特別市)の小学校を経て京城中学校(現在のソウル高等学校)で学ぶ。その後帰国し1918年第三高等学校第一部乙類(英文科)入学、1921年京都帝国大学法学部法律科に入学。1924年、同大学を卒業、大阪海上火災保険に入社。1944年、合併創立した大阪住友海上火災保険株式会社で人事部長、ついで神戸支店長となるが、1949年に肺結核のため退職。

        • 藤後左右の俳句

          藤後左右の俳句 (その一) ○ 噴火口近くて霧が霧雨が 戦前の新興俳句の拠点となった「京大俳句」にその名が見られる藤後左右の句である。この句は、昭和六年刊行の『日本新名勝俳句』(高浜虚子選)の「帝国風景院賞」に輝いた二十句のうちの一句である。「帝国風景院賞」に輝いた句というのは、いずれもその作者の代表句と目されるもので、この句もまた藤後左右の名を今にとどめているその一端を担っているものといってもよいのかも知れない。「京大俳句」というと、アンチ「ホトトギス」という感がどうしても拭えないが、「京大俳句」の多く面々が、高浜虚子の「ホトトギス」に投句していて、その「ホトトギス」から巣立っていたということは特記しておく必要があろう。後に、昭和十五年に、いわゆる、「京大俳句弾圧事件」で、その主要メンバーは検挙されることとなるが、藤後左右は、その頃には、「京大俳句」の投句関係は休止の状態であったことから

          • 『まことに小さい声ですが № 4』

            いつ会っても大きな声で俳句談義をする変なオッチャンが近所に居た。自転車でふらりとやって来て   「おい顔を貸せ」と言う。  もう三十年も前のことだ。 何処で逢っても大声で、困る。傍若無人の見本みたいな人で、突然姿を見せると私もついつい困った顔になる。すると、すかさず  「なんや、女房が恐いんか、ちょっと来い」と言う。 困ったオッチャンではあるけれど、俳句の大先輩。戦中戦後の、俳壇秘話を聞かせてくれるので勉強になった。 忘年会なんぼ酔うても軍歌は NO               小寺  勇 大正四年生まれ。俳句の世界で名の売れた人ではない。今となっては知る人も少ない、 だが、残された作品は消えない。 沖縄で死にぞこのうて喜寿をいま                勇 俳句は、兵役にとられる前から書いていた。この人の師匠は日野草城という高名な俳人。 教科書にも載るような人であった。 無名でも「

              『まことに小さい声ですが № 4』
            • 近現代詩歌 :池澤 夏樹,穂村 弘,小澤 實|河出書房新社

              受賞 全国学校図書館協議会選定図書 単行本 46変形 ● 472ページ ISBN:978-4-309-72899-5 ● Cコード:0393 発売日:2016.09.27 この本の内容 目次・収録作品 近代以降、変革と共に多様な形で展開してきた詩歌の世界。明治から平成までの詩を池澤夏樹、短歌を穂村弘、俳句を小澤實が精選、その魅力と真髄を紹介する。 解説=池澤夏樹 月報=北村薫、アーサー・ビナード 帯装画=松井一平 【詩  池澤夏樹 選】 島崎藤村 初恋/小諸なる古城のほとり 伊良子清白 漂泊 高村光太郎 樹下の二人 北原白秋 邪宗門秘曲/空に真赤な/紺屋のおろく 萩原朔太郎 殺人事件/天景/猫 室生犀星 昨日いらつしつて下さい 日夏耿之介 薄志弱行ノ歌 堀口大學 砂の枕/海の風景/魂よ/昔/初夜 佐藤春夫 秋刀魚の歌/海の若者/故事二篇/カリグラム/俗謡「雪をんな」 西脇順三郎 雨/旅人

                近現代詩歌 :池澤 夏樹,穂村 弘,小澤 實|河出書房新社
              • 樽見 博『自由律俳句と詩人の俳句』(文学通信)

                文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社 日本語・日本文学の研究書を中心に、人文学書全般を刊行する出版社、文学通信のブログ。 文学だけにこだわらず周辺領域も含め、意欲的に刊行していきます。 出版活動と同様に、webでも積極的に活動することで、多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出していきたいと思います。 〒113-0022 東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 電話03-5939-9027 FAX03-5939-9094 info@bungaku-report.com インボイス登録番号:T4011501023591 Tweet Share on Tumblr 3月上旬刊行予定です。 樽見 博『自由律俳句と詩人の俳句』(文学通信) ISBN978-4-909658-50-0 C0095 四六判・並製・352頁 定価:本体2,

                  樽見 博『自由律俳句と詩人の俳句』(文学通信)
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