この記事は、著書「絵と写真でわかる へぇ~!びっくり!日本史探検」を参考とした記事を書いていこうと思います。 絵と写真でわかる へぇ~!びっくり!日本史探検 教科書や資料集に載っているような日本史の史料から、絵や写真が取り上げられた背景などをまとめていきます。 史料から見える歴史の裏側を知ると、思わず「へ〜」と言いたくなる学びがあり、今の時代を生きるヒントが見つかるかもしれません。 今回取り上げるテーマは「昭和天皇のマッカーサー訪問」です。 昭和天皇のマッカーサー訪問 昭和天皇・マッカーサー会見(1945年) 昭和天皇とGHQ最高司令官のマッカーサーがともに並ぶこの一枚。 大東亜戦争(太平洋戦争)終結を説明する史料などでよく目にします。 原子爆弾を落とされてもなおも戦う意志を消さない旧日本軍部でしたが、ソ連が日ソ中立条約を無視して宣戦布告をしたため、ポツダム宣言を受諾するに至りました。 国
原作が半藤一利なんで大して期待もできませんが、まぁ面白い試みではないでしょうか 昭和大帝も実際よりは若干美化されて描かれている気もしますが、【日本のいちばん長い日(平成版)】のモッくんに比べれば、全然OKなレベルでしょう。 一方のマッカーサーはハゲ頭はしっかりと(笑)描いててくれて好感を持ちましたが、実際のマッカーサーはもっと顔はダルダルで身体もビヤ樽ですから、頭以外はすべて美化していたようです。 あと最初のエピソードである昭和大帝のいわゆる「全責任を負う」発言は、おおむね史実ではないかと言われながらも異論はあるようです。 しかし、明らかな事実誤認箇所があります。 それは昭和天皇の「全責任」発言のあとに、マッカーサーが昭和大帝への敬いの気持ちを抱き、昭和大帝のこれまでの人生を知りたいと思った・・・と描いたところです。 まぁマンガの導入としての漫画的表現と言えばそれまでなんですが(笑)実際の
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