亡命当時のギュンター・ヴェッツェル氏の一家。妻ペトラさん(当時24歳)、二人の子ども(当時5歳と2歳)も一緒に西ドイツへと逃れた。 ギュンター・ヴェッツェル氏提供 2020年は現代史における大事件の一つ、「東西ドイツの再統一」から30年の節目の年です。 Business Insider Japanでは、この激動の時代を生きたギュンター・ヴェッツェル氏(65)にインタビューすることができました。 ヴェッツェル氏は20代のころ、「ある方法」で東ドイツから西ドイツへの命懸けの亡命に成功。東西ドイツ、両方での暮らしを知る貴重な生き証人です。このほど、ヴェッツェル氏らの体験を描いた映画が日本で公開されることになりました。