発売初週で累計10万部を超えるスマッシュヒットを飛ばし現在20万部突破、さらに「書店員が選ぶノンフィクション大賞2024」を受賞した『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)の著者である三宅香帆さん。じつは『ごきげんになる技術 キャリアも人間関係も好転する、ブレないメンタルの整え方』(集英社)を上梓した、ニッポンのエンタメ界を牽引する佐久間宣行さんが手がける作品のファンという経緯から、対談が実現。 多忙を極める中でのエンタメの摂取法、独自のメディア戦略、多様化するメディアの中で紙媒体が果たす役割まで。職業は違えど、思考のグラデーションが重なる部分が多い二人が、互いの話題作をフックに本音でクロストーク! 取材・文/広沢幸乃 ともに著書がヒット中の佐久間宣行さん(左)と三宅香帆さん(右) 目指すのは「ごきげんな批評」と分断や競争を煽らないコンテンツ 三宅 佐久間さんのご著書の『ごき