こんにちは。夢中図書館へようこそ! 館長のふゆきです。 全国の城や史跡をぶらり旅する「夢中図書館 いざ城ぶら!」。現在、家康を辿る城旅を展開中…。 今日の夢中は、秀吉の妹にして家康の妻「朝日姫」…運命を惑わされた女性ゆかりの京都・静岡の史跡…です。 (朝日姫の墓のある瑞龍寺(静岡)) ■朝日姫 家康の秀吉への臣従。そのかげにひとりの女性がいました。 その女性の名は、朝日姫(または旭姫)。秀吉の異父妹とも同父妹とも言われる実妹です。 家康をどうしても臣従させたい秀吉は、家康が築山殿を失ってから正室不在であることに着目。 妹の朝日を嫁がせ家康を妹婿にすることで、形式的な従属を強めようと考えました。 このとき朝日姫には夫がいましたが、それを秀吉は強制的に離縁させたとも言われます(諸説あり)。 天正14年(1586年)、大坂を出た朝日姫は浜松に入り、家康と正式に婚姻しました。その年はまさに、家康が