うまくいかない描写がリアル 学校の新学年が始まると、慣れないことの連続で不安なことがたくさんあるかと思います。そんなときは、どんな環境でも自分に正直に楽しんだ者勝ちです! 今の楽しさを決めるのはあなた次第! そこで今回読んでもらいたいマンガが、新高校1年生になって軽音部に入る女子が主人公の青春バンドマンガ『ふつうの軽音部』。 『ふつうの軽音部』(既刊1巻)クワハリ/原作、出内テツオ/漫画、集英社、715円、少年ジャンプ+連載中 青春マンガって、もっとドラマチックなことが起きるものじゃないの!?って思ってしまうくらい、ごく“ふつう”の出来事が続く等身大な姿が描かれています。 例えば、楽器屋で出会ったイケメンと偶然にも同じ高校だったけどいい感じにはならなかったり、成り行きで組んだバンドで部内オーディションに勝てなかったり、恋愛沙汰で部活を辞めていく人がいたり……。何もかもうまくいかないんです。