脚付きタンクの転倒計算脚付きタンクの強度計算を行うためには、転倒計算を最初に行います。 耐震耐風の計算と全く同じです。 地震荷重地震荷重の計算を脚付きの場合を見てみましょう。 脚なしモデルでは以下のようなイメージですよね。 脚付きの場合には以下の通りになります。 同じように、抵抗モーメントは変わらず転倒モーメントだけが脚高さ分だけ変わります。 重心が高い方が転倒しやすいので、頭の中でイメージするのと同じ計算の考え方ですね。 脚の強度計算さて、脚の強度計算について考えていきましょう。 材料力学の基礎的な部分だけでイメージをつかむことが大事です。 概略計算に考えるモデルです。 タンクがプレートを介して脚と繋がっています。 このプレートはタンクの補強を意味します。 脚は基礎とプレート介して繋がっています。 このプレートはボルトを取り付けるためのフランジ部の役割ですね。 タンクに掛かる力タンクには