◇20日 ヤクルト6―7中日(神宮) これぞ4番の存在感が復活だ。ヤクルト・村上宗隆内野手が2打席連続弾を含む3安打4打点の大暴れ。2点を追う6回に29号2ラン。3点を追う8回にセ・リーグトップを更新する30号2ランを放った。 広角に打ち分けるらしさ全開の連弾だった。1本目は中日先発・小笠原の変化球を豪快に右翼席中段へ。2本目は清水のフォークを仕留めて高々と舞った打球が左翼席に吸い込まれた。 球団では池山隆寛、ペタジーニ、バレンティンに続く4人目の4年連続30号を達成。それでも、村上は「結果としてという感じですかね」とクールな返答で「目標はもうちょっと高いところにあったので」と続けた。 9月上旬は打撃不振に苦しんだが、ここ10戦で6発と上り調子。打点もトップに浮上した。2冠達成へさらにギアを上げていく。