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梅棹忠夫 知的生産の技術の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • 岩波新書の書評(72)梅棹忠夫「知的生産の技術」 - アメジローの岩波新書の書評(集成)

    最近では書店に行くと自己啓発本(勉強法、記憶術、発想法、集中法、読書術、速読法、ノート術、情報管理術、時間管理術、文章作成術、モチベーションの維持・強化の方法など)の勢いが誠にすさまじく、そのジャンルの書籍が売場本棚の一角を大きく占めるまでになっている。岩波新書の青、梅棹忠夫(うめさお・ただお)「知的生産の技術」(1969年)は、そうした自己啓発本の走りの古典ともいうべき本である。本書初版は1969年だ。 「学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない。メモのとり方、カードの利用法、原稿の書き方など基本的技術の訓練不足が研究能力の低下をもたらすと考える著者は、長年にわたる模索の体験と共同討論の中から確信をえて、創造的な知的生産を行なうための実践的技術についての提案を試みる」(表紙カバー裏解説) 解説文書き出しの「学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教え

      岩波新書の書評(72)梅棹忠夫「知的生産の技術」 - アメジローの岩波新書の書評(集成)
    • 京大式カードを活用した読書術の「つんどく法」とは? 「知的生産の技術」(梅棹忠夫著) | 知のソムリエ

      「知的生産の技術」は、民族・生態学者の梅棹忠夫さん(1920年-2010年)が書いた本です。知的生産のバイブルとも言えます。1969年発行の本ですが、全く古さを感じさせません。読み返すと、京大式カードを活用した読書術の「つんどく法」に改めて、興味を引かれました。つんどく法とは、どんな読書術なのでしょうか。梅棹忠夫さんのつんどく法についてまとめました。 京大式カードを活用した読書術の「つんどく法」とは? 「知的生産の技術」(梅棹忠夫著) 梅棹忠夫『知的生産の技術』 アイデアというのはその場でメモしないと確実に忘れる。メモがあっても、後で利用しやすい形でないと役に立たない。 カードシステムなど、思いつきを知的生産につなげる方法が学べる天下の名著。ただしアナログ時代の本なので、デジタルな応用は自分で工夫する必要あり。 pic.twitter.com/RI1uMCHk5t — 名古屋名著読書会 (

        京大式カードを活用した読書術の「つんどく法」とは? 「知的生産の技術」(梅棹忠夫著) | 知のソムリエ
      • 梅棹忠夫『知的生産の技術』の胸が苦しくなるような記述について - 🍉しいたげられたしいたけ

        少し前に梅棹忠夫『知的生産の技術』(岩波新書)が、「はてな」界隈で話題になったことがある。1969年に初版が出たロングセラーだ。確かに繰り返し読むべき名著に間違いないと思う。しかしそれだけでなく、半世紀近い昔から今日の我々に、様々な問題を投げかけ様々なことを考えさせる本でもあると思う。そのうちの一つをピンポイントで。 知的生産の技術 (岩波新書) 作者:梅棹 忠夫発売日: 1969/07/21メディア: 新書第7章「ペンからタイプライターへ」に「文字革命のこころみ」と題された節があり、こんな記述がある。 どこかの古本屋で、奇妙な本をみつけて、かってきた。『漢字に代はる新日本文字とその綴字法』という、ながったらしい書名がついている。著者は稲留〔とうる〕正吉という人で、奥づけをみると、大正八年(一九一九)の出版である。発行所は、「文字の革命社」とある。菊判二二〇ページの、堂々たる本である。 内

        • 梅棹忠夫著『知的生産の技術』をとらえなおす

          解 説 2014年11月から12月にかけて、わたしは、ブログ《発想法 - 情報処理と問題解決 -》(tanokura.blog.jp) に、「梅棹忠夫著『知的生産の技術』をとらえなおす」という題で連載をしました。本サイトは、これらの連載記事を時系列で再掲したものです。 今日の最新の情報機器をつかって知的生産をすすめるにはどうすればよいか、参考にしていただければ幸いです。 『知的生産の技術』は、梅棹忠夫さんが、知的生産の技術の進歩についてみずからの体験を通してかたっています。これは、情報化がはじまった最初のころの物語としてもおもしろく、そのストーリーを通して、知的生産あるいは情報処理の基本的な原理についてまなぶことができます。今日の情報産業社会の観点からみてそれらはとても有用です。 目 次 スマートフォンを「発見の手帳」としてつかう ノート、カードから iPhone & Mac へ カードを

          • 「知的生産の技術」(梅棹忠夫著) 京大式カードを活用した読書術の「つんどく法」 | 知のソムリエ

            「知的生産の技術」は、民族・生態学者の梅棹忠夫さん(1920年-2010年)が書いた本です。知的生産のバイブルとも言えます。1969年発行の本ですが、全く古さを感じさせません。 読み返すと、京大式カードを活用した読書術の「つんどく法」に改めて、興味を引かれました。 「知的生産の技術」(梅棹忠夫著) 京大式カードを活用した読書術の「つんどく法」 「本の読み方には、精読、多読などとならんで、つん読というものもあることは、むかしから言われていることである。本棚や机の上に『つんでおく』のであ る。わたしは、この『つん読』法を、かなり積極的に利用している。ただし、よまないでつんどくのではなく、一ぺんよんでからつんどくのである」 梅棹さんは自らの読書術のポイントをこう書いています。一度読み終わり、重要な部分や面白い箇所に鉛筆で印を付けたら、書斎の机の上に、文字通り、積み上げます。そして、数日、数週間が

              「知的生産の技術」(梅棹忠夫著) 京大式カードを活用した読書術の「つんどく法」 | 知のソムリエ
            • 梅棹忠夫のおすすめ著書5選!「京大式カード」で有名な『知的生産の技術』も

              梅棹忠夫は独自で斬新な梅棹文明学とも呼ばれる文明論を展開し、多方面に多くの影響を与えている人物です。専門の文化人類学はもちろん、エッセイや専門研究での膨大な情報を活用するのに編み出した方法『知的生産の技術』はロングセラーになっています。 作者紹介、梅棹忠夫とは?梅棹忠夫は1920年に京都で生まれた民族学者です。もともとは動物生態学が先行していましたが、次に動物社会学を学んだ後、数度のモンゴルやカラコルムなどでのフィールドワークを経て民族学・文化人類学の研究に移行しました。国立民族学博物館の創立に力を尽くし、初代館長となったのです。 著書もベストセラーにしてロングセラーの『知的生産の技術』をはじめ、『日本探検』『文明の生態史観』など多数、各方面に渡っており、1994年文化勲章受章しています。晩年になっても、精力的に文筆活動をしていましたが、2010年に帰らぬ人となりました。 今なお売れ続ける

                梅棹忠夫のおすすめ著書5選!「京大式カード」で有名な『知的生産の技術』も
              • 梅棹 忠夫『知的生産の技術』

                ■梅棹 忠夫 19690721 『知的生産の技術』,岩波書店, 218p. ISBN-10:4004150930 ISBN-13: 978-4004150930 760+ [amazon]/[kinokuniya] as01 ■内容 内容(「BOOK」データベースより) 学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない。メモのとり方、カードの利用法、原稿の書き方など基本的技術の訓練不足が研究能力の低下をもたらすと考える著者は、長年にわたる模索の体験と共同討論の中から確信をえて、創造的な知的生産を行なうための実践的技術についての提案を試みる。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 梅棹 忠夫 1920年京都市に生まれる。1943年京都大学理学部卒業。京都大学人文科学研究所教授を経て、現在、国立民族学博物館名誉教授・顧問。専攻は民族学、比較文明論(本データはこの書籍が刊

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