久しぶりに横浜に来たので、山下公園の'赤い靴はいてた女の子'像のモデルについて。 この像は、ご存知のとおり'赤い靴'の歌の女の子を表す。 通説によれば、赤い靴はいてた女の子像にはモデルがいる。 名前はきみちゃん。時は明治時代。お母さんの岩崎かよさんと母一人子一人だったが、かよさんが結婚することに。お相手は、社会主義思想に染まり北海道を開拓しユートピアを作ろうとした男性。 当時、北海道での生活は厳しかったため、夫妻は幼女のきみちゃんを宣教師夫妻に預けることに。養子に出したということか。預ける条件は、宣教師が母国アメリカに帰国する時、きみちゃんを連れて帰ること。 帰国はすぐにやってきた。 横浜から船で渡米するため、検疫を受けた。結果は、きみちゃんだけが結核。渡米できない。 きみちゃんは麻布の教会に預けられ療養していたが、薬のない時代ゆえ数年で亡くなる。 そんなこととは知らないかよさん夫妻のとこ