顔面神経麻痺の鍼灸治療では、顔面神経の通り道の筋肉や組織の血流を改善し、顔の動きの回復を促し、全身への治療を加えて、免疫力を高めたり、自律神経のバランスを整えます。当院では、次のような施術を行います。 顔面神経上のツボへの鍼とお灸 顔・耳周りのマッサージ 全身の調整 鍼灸治療では、顔面神経の通り道の上にあるツボや、顔面神経が支配する表情筋に鍼を刺します。そして、棒状のお灸を使って、顔面神経の通り道に沿って温熱刺激を与えます。 この施術により、顔面神経の血流が改善され、顔の動きが回復しやすくなります。 【顔面神経麻痺の鍼灸治療で使用する主なツボ】 陽白(ようはく):おでこにシワを寄せる時に働く、前頭筋の上にあるツボ 絲竹空(しちくくう):目を閉じる時に働く、眼輪筋の上にあるツボ 太陽(たいよう):顔面神経上にあるツボで、片頭痛や眼精疲労にも効果がある 四白(しはく):顔面神経上にあるツボで、