オリンピック(五輪)会場でとれたカキは食べられないの? 東京五輪のボート、カヌー会場として新設された海の森水上競技場(江東区)。コースに設置された消波装置に、大量のカキが発生していたことが明るみになったのは約5カ月前のことだ。同会場でボートの五輪切符をかけた戦いが6日から始まる。カキ対策はどうなったのか。カキを食材として利用できないのか-。管理する東京都や、カキの専門家に聞いてみた。 【写真】過去にカキなどが付着して沈んだ消波装置 乳白色の身が豊富な栄養素を含むことから「海のミルク」とも称されるカキ。磯の香り漂う高級食材で、とろりとした独特の食感も魅力の1つだ。 そんなカキが、五輪運営で邪魔者になってしまった。問題発覚の場所は、東京五輪会場として新設された海の森水上競技場だ。水面に設置された消波装置に大量のカキが付着。重みによってその装置は沈み、波の発生を防ぐ機能に支障が出た。 東京都オリ