【滋賀】大津市立雄琴小学校(雄琴2丁目)に、北海道から男爵イモ「今金男しゃく」のポテトチップス400袋が届いた。23日の終業式で、全校児童358人にクリスマスプレゼントとして手渡された。 贈ったのは、今金町(いまかねちょう)の今金町農業協同組合(JA今金町)。人口約5200人、農業や酪農の道南の町だ。 発端は約20年前。当時の5年生が、授業で野菜の産地を調べた。スーパーで購入したジャガイモの産地が今金町だった。とてもおいしかったので、袋に記載されていたJAに子供たちが手紙を送った。すると、丁寧な返事と、たくさんのジャガイモが届けられた。 交流はその後数年続いた。が、いつしか途絶え、経緯を知る人もいなくなっていた。ただ、JA今金町の広報誌だけは毎月、小学校に送られていた。 「何でだろうと不思議に思っていました」と森茂教頭(52)。謎が解けたのは、今年11月19日。学校運営協議会で男性が話した