Quasi-Zenith Satellite lead Japan's way to hyper-accurate positioning 現在、軌道上には測位衛星が140機ほど飛んでいる。「GNSS」と総称されるこのシステムは、受信端末の普及と実装が世界中で加速している。その半数がアジア太平洋地域となり、そこには巨大衛星網を抱える中国と、地域型で小規模ながらも無償の精密測位を提供しプレゼンスを築く日本がいる。 by Ayano Akiyama2021.07.15 90 5 11 2021年6月、米国の衛星測位システム「Global Positioning System(GPS)」の第3世代「GPSIII」の5機目の衛星が打ち上げられた。2022年に予定されている完全な運用が始まると、さらなる精度向上、欧州との高精度測位信号の共通化が見込まれている。 この記