自民党のタレント候補、演歌歌手の尾形大作氏(60)。 2023年8月、次の衆議院選挙に挑む決意を「この42年、この仕事をさせていただきました。大阪の皆さんになんとか恩返しがしたい」と訴えていた。 ところが、18日は一転、怒りをあらわにしていた。 尾形大作支部長「自民党が悪代官みたいなことしているなら、死ぬ気でやります。戦いますよ」 1986年に発売した「無錫旅情」が大ヒットした尾形氏。 その歌声と甘いマスクで女性ファンの心をつかみ、「紅白歌合戦」にも出場した。 そして2023年、自民党公認で次の衆院選に出馬が決まると、尾形氏は、大阪18区の支部長に選任された。 しかし、選任からわずか2カ月しかたっていない17日、自民党は、尾形氏を支部長から解任する調整に入ることを決めた。 複数の関係者によると、尾形氏は大阪での活動をほとんどせず、支援者の前で「何もしなくていいから出ろと言われた」などと話し