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  • コモドドラゴン、鉄のコーティングで歯を強化、爬虫類で初の発見

    コモドドラゴン(写真はヤギの死骸を食べるオス)はインドネシアの小スンダ列島に生息する。(PHOTOGRAPH BY STEFANO UNTERTHINER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 世界最大のトカゲである「コモドドラゴン」(コモドオオトカゲ、Varanus komodoensis)の歯はすばらしい。長くて湾曲したギザギザの歯は、獲物の肉を切り裂くのに完璧に適応している。2024年7月24日付けで学術誌「Nature Ecology & Evolution」に掲載された研究により、この見事な歯が鉄のコーティングで強化されていることが明らかになった。 「爬虫類の歯で鉄を確認したことはこれまでありません。とても興味深いです」と、米ニューヨークのダーメン大学の古生物学者で、論文の共著者でもあるドメニック・ダモーレ氏は言う。(参考記事:「辰年に新種発見 火は吐かないが現実

      コモドドラゴン、鉄のコーティングで歯を強化、爬虫類で初の発見
    • コモドドラゴン、鉄のコーティングで歯を強化、爬虫類で初の発見

      うろこに覆われたこの大きな捕食者たちは、古代の遺物のように見えるかもしれない。『ナショナル ジオグラフィック』2014年1月号の特集「21世紀のドラゴン」の筆者ジェニファー・S・ホーランドが、"生きた化石"とも呼ばれるコモドオオトカゲの印象を語る。 ルブラン氏が博物館の標本からコモドドラゴンの歯を調査し始めたとき、あるパターンに気付いた。ギザギザの鋸歯状の縁にオレンジ色がついていたのだ。 「おそらく3、4回見て、このオレンジ色は餌を食べた後のシミだと思い、完全に見逃していました」とルブラン氏は言う。 だが、研究を続けるなかで、他の科学者や博物館の学芸員の助けを借りて、氏はコモドドラゴンの頭蓋骨を調べ始めた。すると、オレンジ色のパターンは標本全体に共通していた。 歯を切断してさらに化学分析をおこなった結果、ルブラン氏と同僚たちは、コモドドラゴンの歯のオレンジ色の部分が確実に鉄であることを発見

        コモドドラゴン、鉄のコーティングで歯を強化、爬虫類で初の発見
      • コモドドラゴン、鉄のコーティングで歯を強化、爬虫類で初の発見

        コモドドラゴン(写真はヤギの死骸を食べるオス)はインドネシアの小スンダ列島に生息する。(PHOTOGRAPH BY STEFANO UNTERTHINER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 世界最大のトカゲである「コモドドラゴン」(コモドオオトカゲ、Varanus komodoensis)の歯はすばらしい。長くて湾曲したギザギザの歯は、獲物の肉を切り裂くのに完璧に適応している。2024年7月24日付けで学術誌「Nature Ecology & Evolution」に掲載された研究により、この見事な歯が鉄のコーティングで強化されていることが明らかになった。 「爬虫類の歯で鉄を確認したことはこれまでありません。とても興味深いです」と、米ニューヨークのダーメン大学の古生物学者で、論文の共著者でもあるドメニック・ダモーレ氏は言う。(参考記事:「辰年に新種発見 火は吐かないが現実

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