並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 2 件 / 2件

新着順 人気順

生態学の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 光合成ではない、光の届かない深海で作られる「暗黒酸素」を発見 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    太平洋の深さ4000mの海底から採取した標本を調べていた科学者アンドリュー・スイートマンが見た測定値は、機器が故障したかと思うほど驚くべきものだった。検出されたのは「酸素」だった。 これまで、生命の維持に必要な酸素は、植物や藻類などの光合成生物によって生成されるものと考えられていた。しかし、深海観測機が示したデータは、光が到達しない暗黒の海底で酸素が生成されていることを示唆していた。 「このデータを最初に見たとき、センサーが故障したと思いました。なぜなら、これまで深海の研究で私たちが見てきたのは、酸素が消費されるところではあっても、生成されるところではなかったからです」とスイートマンが声明で述べている。「実験室に戻ってセンサーを再調整しましたが、あれから10年間、この奇妙な酸素のデータは表示され続けています」 スイートマンらは、ハワイとメキシコの中間にあるクラリオン・クリッパートン海域で、

      光合成ではない、光の届かない深海で作られる「暗黒酸素」を発見 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
    • プラスチックを食べる菌類、考えうる「出現の理由」と「残念なお知らせ」 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

      自然環境の中でプラスチックごみが分解されるには何十年もかかる。これを効率的に進める菌は確かに一部で有効だが、やはりごみを減らす以上の対策はないようだ。そもそも菌類はなぜプラスチック分解能力を獲得したか、そしてなぜ根本解決にはならないのか。 [ドイツ・ノイグロープゾー発/ロイター]ドイツの科学者たちがプラスチックを食べる菌類を特定した。地球では毎年、何百万トンものプラスチックごみが海へと流れている。世界各地の研究者はプラスチックごみ問題の解決に挑んでいる。 ドイツ北東部のシュテヒリン湖で行われた調査では、微小な菌類が、一部のプラスチックだけを糧によく育つ様子が確認された。これにより、一部の菌類が合成ポリマーを分解できることが示された。 ライプニッツ淡水生態学・内水面漁業研究所の研究グループを率いるハンス=ペーター・グローサート氏は、ロイターTVに対し「我々の研究で最も驚くべき発見は、菌類がい

        プラスチックを食べる菌類、考えうる「出現の理由」と「残念なお知らせ」 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
      1