並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 2 件 / 2件

新着順 人気順

田口善弘の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 「基礎」が間違っているのに「応用」が成功してしまった理論…「熱機関」が現役でいられる理由(田口 善弘)

    物理に挫折したあなたに——。 読み物形式で、納得!感動!興奮!あきらめるのはまだ早い。 大好評につき5刷となった『学び直し高校物理』では、高校物理の教科書に登場するお馴染みのテーマを題材に、物理法則が導き出された「理由」を考えていきます。 本記事では熱力学編から、熱機関についてくわしくみていきます。 ※本記事は田口善弘『学び直し高校物理 挫折者のための超入門』から抜粋・編集したものです。 「モーターにはまだ負けません!」 熱機関が現役でいられる理由 「熱機関」というと古めかしい機関車の蒸気機関などを思い浮かべる人も多い。古い技術でいまは使われていないと思っている人も多いかもしれないが、どっこい熱機関はバリバリの現役である。 熱機関で有名なのは、ジェームズ・ワットの蒸気機関だと思うが、カルノーが熱力学を正しく理解していなかったのと同じようにワットの熱力学の理解はいまの我々から見たら非常に遅れ

      「基礎」が間違っているのに「応用」が成功してしまった理論…「熱機関」が現役でいられる理由(田口 善弘)
    • エジソンの「直流方式」が短期間に駆逐されてしまった「納得の敗因」(田口 善弘)

      物理に挫折したあなたに——。 読み物形式で、納得!感動!興奮!あきらめるのはまだ早い。 大好評につき5刷となった『学び直し高校物理』では、高校物理の教科書に登場するお馴染みのテーマを題材に、物理法則が導き出された「理由」を考えていきます。 本記事では、〈エジソンに勝利した伝説の発明家・テスラ…エジソンが激怒して起こったテスラとの「電流戦争の死闘」〉にひきつづき、直流と交流についてくわしくみていきます。 ※本記事は田口善弘『学び直し高校物理 挫折者のための超入門』から抜粋・編集したものです。 使い勝手がよい交流方式 エジソンが推進した直流方式の敗因について、もう少し考えてみよう。 電力は高電圧で送ったほうが損失が少ない。高電圧で送ったほうが電流が低くなり、送電線での発熱が抑えられるためだ(『学び直し高校物理』Chapter17「ジュールの法則」参照)。 白熱電球の場合は発熱は多いほうが明るく

        エジソンの「直流方式」が短期間に駆逐されてしまった「納得の敗因」(田口 善弘)
      1