甲状腺がんの「過剰診断」問題、福島県議会で議員が指摘。専門家が「2年後のお楽しみ」と発言したことも明らかに 福島県が原発事故後に始めた甲状腺検査を巡り、県議会で「過剰診断」問題が取り上げられた。また、「甲状腺検査評価部会」で「どういう(検査)結果が出るか2年後のお楽しみ」という発言が出ていたことも明らかになった。
福島県が東京電力福島第一原発事故後に始めた甲状腺検査をめぐり、6月26日に開かれた県議会6月定例会で、「過剰診断」の問題が取り上げられた。甲状腺検査については、治療の必要がなく、放置しても無害に経過する甲状腺がんを診断・治療する過剰診断が起きている、という声が上がっている。 【画像】「Fukushima fish」と検索した際に出てきた画像やイラスト また、甲状腺検査の適切な評価を行うために設置された「甲状腺検査評価部会」で、部会長が「どういう(検査)結果が出るか2年後のお楽しみ」と発言していたことも明らかになった。議会で指摘された過剰診断や専門家の発言。県はどのように答えたのか。 福島で行われている甲状腺検査とは福島県「県民健康調査」の甲状腺検査は、原発事故の発生時に県内にいた当時18歳以下だった住民約38万人を対象とし、県に委託された県立医科大が2011年10月から行っている。 子ども
【06月23日 KOREA WAVE】韓国で、わかめ・のり・こんぶのような海藻類を週5回以上食べると甲状腺がんの有病率が58%低くなるという研究結果が発表された。海藻類はヨード含有量が高く、甲状腺に良くないとされているのとは正反対の結果だ。 セブランス病院家庭医学科のイ・ジウォン教授らの研究チームは甲状腺がん患者16万9057人のデータを活用して、ヨードを多く含む食べ物の摂取とがん有病率の関連性を分析。結果を19日に発表した。 ヨードは甲状腺がんのうち韓国で有病率の高い乳頭がんの発生リスクを高めることがわかっている。研究チームはがん患者がよく食べる上位3つの食べ物である卵、海藻類、乳製品の摂取回数と甲状腺がんの有病率の関連性を調べた。 その結果、海藻類の週5回以上の摂取群は週1回未満の群より有病率が58%低かった。週3~4回摂取群、週1~2回摂取群はそれぞれ43%、32%低く、海藻類の摂取
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く