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  • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集』宇能 鴻一郎 (著) |

    へええ。なんだかファンタジー みたいじゃないか。ここから どんな風に官能の世界へ 誘ってくれるんだろう? 宇能 鴻一郎 (著)新潮文庫 あらすじ淡路島に滞在し、土地の古老から民話を聞き集めていたわたくしは、夜の公園で一人の老人と出会った。 この地には狸の話が多くあるという老人から、その狸の話をねだると、老人は姫君に恋した狸にいついて語りはじめた(「心中狸」)。 不穏な空気がつきまとう「アルマジロの手」、むさぼり喰う快楽に溺れる男を描く「月と鮟鱇男」の他、官能の深みに身を沈めていく姿と生の悲しみが胸に迫る七編の物語。 姫に恋する狸が取った行動とは宿で夕食をとり酒を飲んだあとふと思いつき、公園から月を見ようと散歩に出かけたわたくし。 小さな四阿で休んでいると、いつからそこにいたのか小柄な老人が立っていました。 土地に伝わる民話を採集していたわたくしは老人に話をねだります。 すると老人は姫君に恋

    • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー』皆川 博子 (著) |

      皆川 博子 (著)ハヤカワ文庫JA あらすじ18世紀。 独立戦争の真っ只中にあるアメリカで、一人の青年が殺された。 植民地開拓者の大地主と先住民の間に生まれたアシュリーを殺した人物である英国兵のエドワードは、捕らえられ監獄にいるという。 新聞記者のロディは同じく開拓者の大地主の息子、ラルフに頼まれアシュリーの手記を持って獄中のエドを訪ねる。 手記を読んだエドが語り出したのは殺した理由ではなく推理だった。 エドとアシュリーがともに遭遇した連続不審死やスパイ疑惑の真相、そして犯人の秘密とは。 独立戦争中のアメリカで起こる事件と疑惑『開かせていただき光栄です』から始まるシリーズ三部作の完結編。 独立戦争により街の中でも国王派と愛国派に分かれ、独立の声が日増しに大きくなってきているアメリカ。 新聞記者のロディはアシュリーを殺した理由を聞くべく、監獄にいるエドのもとへ。 アシュリーの手記を読んだエド

      • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『紙鑑定士の事件ファイル 紙とクイズと密室と』歌田 年 (著) |

        歌田 年 (著) 宝島社文庫 あらすじあらゆる紙のデータを頭に、その感触を指に覚えさせている紙鑑定士の渡部は、紙業界誌に掲載されたクイズに注目。 「紙人32面相」から出された懸賞金付きクイズを解こうとしていたところ、様々な事件に巻き込まれる。 学習塾で起きたカンニング騒動、書店に怪文書を仕込んだ犯人とその方法。 クイズと謎を解いていった渡部は「紙人32面相」からある事件の真相を探るために協力してほしい、と請われ…。 クイズとカンニングと密室の謎紙鑑定士の渡部は業界誌『月刊KAMI−ZINE』に掲載された懸賞付きクイズに目を止めます。 『紙人32面相の紙ってる!推理クイズ』というタイトルのクイズの正解者には賞金十万円が贈られるのだとか。 張り切って取り掛かった渡部ですが、なかなかしっくりくる答えが見つかりません。 仕事絡みで打ち合わせをした模型のプロ、土生井から彼の知人が経営する塾で小学生た

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