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(ブルームバーグ):有力な金融専門家がリセッション(景気後退)や危機の到来を警告したり、利回り追求のコツについてヒントをくれたりする。専門家の来年の展望を聞いてみよう。 ◎世界的なリセッションに警戒を モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントの新興市場株式・グローバルマクロ責任者ルチル・シャルマ氏 「あと一つ大きな衝撃があればそれで、世界的な景気低迷が訪れるだろう。次の衝撃は恐らく、多額の債務と過剰投資、人口減少が組み合わさって成長を圧迫する中国が震源となろう。一方、東欧や南アジアの比較的債務の少ない国は、不可避の次の景気サイクル転換をより乗り切りやすい立場にあるようだ」 ◎債券市場は前途多難 ルーミス・セイレス副会長で「ルーミス・セイレス・ボンド・ファンド」(運用資産200億ドル=約2兆4600億円)の共同ポートフォリオマネジャーのダン・ファス氏 ファス氏は10年
(ブルームバーグ):世界最大のヘッジファンド運用会社、ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者レイ・ダリオ氏は投資家に対し、米連邦準備制度の利上げペースが速過ぎる場合、1937年と同じような相場の大幅下落を引き起こすリスクがあると警告した。 ダリオ氏とマーク・ディナー氏は11日付の顧客向けリポートで、米金融当局は6月か9月の利上げを示唆しており、見送るのは難しい状況だとの見方を示した。ブルームバーグ・ニュースが入手した同リポートのコピーによれば、「同じことは何度も繰り返し起きる」とのブリッジウォーターの考え方を踏まえ、同社は偏った投資を選好しないとしている。 ダリオ、ディナー両氏は、「具体的にどの程度の引き締めが行われれば混乱を引き起こすかは、われわれも金融当局にも分からない」と指摘した上で、連邦準備制度は「通常よりも遅く、用心深く臨むことに越したことはない」と述べた。 ブリッジウォ
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