新型コロナウイルスの影響によってエンタメ業界は大きな打撃を受けました。いまだ先の見えないなか、今後のエンターテインメントの興行はどうあるべきかを、演劇、プロレス、アイドルとジャンルの異なる3人のプロデューサーからお話を伺いました。 (構成・撮影:丸山剛史/執筆:小野田衛) 【出席者】 ●水木英昭(演劇:水木英昭プロデュース主宰) ●高木三四郎(プロレス:DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア社長) ●福嶋麻衣子(アイドル:でんぱ組.inc、ライブ&バー「秋葉原ディアステージ」プロデューサー) コロナ騒動による変化──今回は同じエンタメ業界ながら「舞台」「音楽」「スポーツ」と異なるジャンルで活躍するお3方にお集まりいただきました。まずは自己紹介がてら、コロナ騒動が起こってから現在に至るまでの簡単な動きを教えていただけますか。 水木英昭さん (以下、水木) 演劇制作をしております、水木英昭