榎本 三恵子(えのもと みえこ、1948年7月4日 - )は、田中角栄元総理大臣の筆頭秘書官、榎本敏夫の元妻、元タレント。旧姓、細田。長男は元東京都北区議会議員の榎本一(はじめ)[1]。 1981年10月28日、東京地方裁判所で開かれた戦後最大の疑獄事件と言われるロッキード裁判丸紅ルート公判で検察側の証人として出廷、田中角栄被告の5億円受領を決定的に裏付ける内容の証言を行い、日本中を騒然とさせた。また記者会見でのマスコミとのやりとりから出てきた「ハチの一刺し」という表現が話題になり流行語にもなった。その後、突然雑誌に自身のヌード写真を披露したり、タレントや女優に転身してバラエティ番組やテレビドラマに出演したりと様々な話題を提供した。身長は171センチの長身でその美貌も当時、話題となった[注釈 1]。 経歴[編集] 生い立ち[編集] 1948年7月4日、富山県滑川市に兄一人、姉一人の末っ子と