http://anond.hatelabo.jp/20161124103710 仏教入門の本ってよく手に取るんだけど、「空」と「縁起」の話になったとたん異様に難解になって、そこだけ飛ばしてしまう(ただ大体その後の記述も両概念を前提にしているので結局全部分からなくなる)。 難しいといえば難しいし、簡単といえば簡単なんです。 龍樹(ナーガール・ジュナ)と呼ばれる昔の大乗仏教派に属する偉い人の書いた『中論』ってのを紐解いて行くともしかしたらなんとなく分かったような気にはなれるかも知れません。私も分かったような気になってるだけですけど。 先ず空とは何かというと、「何ものでもない」ことを表す言葉上の発明、とでも申しましょうか。 ありとあらゆるもの、以外のものを「空」と呼ぶ、ということみたいです。 なのに、昔の仏教ってば、「一切皆空」とか言うのでわけが分からなくなりますよね?全部空じゃ!ってどういうこ