レインボーフラッグの意味が分からない視聴者も多かったのでは? Marc Bruxelle/iStock. <紅組のトリを務めたMISIAのステージで、LGBTQを象徴するレインボーフラッグやドラァグクイーンたちを演出した意味は?> 70回目を迎えた昨年末のNHK紅白歌合戦――最後の最後で、おや? と思ったのは、「アイノカタチメドレー」で紅組のトリを務めたMISIAの背後にひるがえるレインボーフラッグ。レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー(LGBT)の象徴とされる虹色の旗だ。 舞台ではドラァグクイーンたちがダンサーやコーラスを務め、ゲイナイトに出演経験のあるDJ EMMAや、19年に同性婚が認められた台湾のDJ Noodles(レズビアンを公表)も登場。ほかの出場歌手たちもステージ脇でレインボーフラッグを振っていた。 画期的だ! と胸が熱くなった。その一方で、紅組司会・綾瀬は