並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 6 件 / 6件

新着順 人気順

編書房の検索結果1 - 6 件 / 6件

  • 出版状況クロニクル141(2020年1月1日~1月31日) - 出版・読書メモランダム

    19年12月の書籍雑誌推定販売金額は1060億円で、前年比8.9%減。 書籍は509億円で、同13.1%減。 雑誌は550億円で、同4.6%減。 その内訳は月刊誌が470億円で、同4.2%減、週刊誌は80億円で、同6.6%減。 返品率は書籍が32.9%、雑誌は38.8%で、月刊誌は38.1%、週刊誌は42.7%。 書籍の返品率の大幅減は送品が少なかったことが要因で、推定出回り金額は前年比15.8%減。 雑誌と月刊誌の返品率が40%を割ったのは、19年においてこの12月が初めてである。 それはコミックの『鬼滅の刃』の新刊が初版100万部で刊行され、品切店が続出し、底上げされたことによっている。その結果、コミックは20%増となった。 1.出版科学研究所による1996年から2019年にかけての出版物推定販売金額を示す。 ■出版物推定販売金額(億円) 年書籍雑誌合計 金額前年比(%)金額前年比(%

    • 出版状況クロニクル174(2022年10月1日~10月31日) - 出版・読書メモランダム

      22年9月の書籍雑誌推定販売金額は1051億円で、前年比4.6%減。 書籍は635億円で、同3.7%減。 雑誌は416億円で、同6.0%減。 雑誌の内訳は月刊誌が353億円で、同5.2%減、週刊誌は62億円で、同10.5%減。 返品率は書籍が30.9%、雑誌は39.4%で、月刊誌は38.4%、週刊誌は44.7%。 書店店頭売上は大型台風の相次ぐ上陸もあり、書籍9%、ムック10%、コミックス22%といずれもマイナスとなっているが、取次POS調査によれば、総合的にも二ケタ減である。 書店状況は「液状化」しているとしかいいようがない。 *なお今回は変則的に13~15の項目は『私たちが図書館について知っている二、三の事柄』に批判を寄せた根本彰のブログに対する反論を掲載した。 最後までお楽しみあれ。 1.出版科学研究所による22年1月から9月までの出版物推定販売金額を示す。 ■2022年上半期 推定

        出版状況クロニクル174(2022年10月1日~10月31日) - 出版・読書メモランダム
      • 出版状況クロニクル173(2022年9月1日~9月30日) - 出版・読書メモランダム

        22年8月の書籍雑誌推定販売金額は801億円で、前年比1.1%減。 書籍は423億円で、同2.3%減。 雑誌は378億円で、同0.2%増。 雑誌の内訳は月刊誌が315億円で、同0.3%増、週刊誌は62億円で、前年同率。 返品率は書籍が37.9%、雑誌は41.8%で、月刊誌は41.5%、週刊誌は43.3%。 雑誌が前年増となったのは21年5月以来で、月刊誌のプラスは『ONE PIECE』(集英社)103巻が300万部を超えて発売されたことなどによっている。 しかし取次の書店POS調査を見ると、書店売上は低迷状態が続いている。 八重洲ブックセンター本店の閉店が発表されたのは象徴的で、これからの取次グループ書店の行方を注視しなければならない。 1.『日経MJ』(8/31)の2021年度「卸売業調査」が出された。 そのうちの「書籍・CD部門」を示す。 ■書籍・CD・ビデオ卸売業調査 順位社名売上高

          出版状況クロニクル173(2022年9月1日~9月30日) - 出版・読書メモランダム
        • 出版状況クロニクル171(2022年7月1日~7月31日) - 出版・読書メモランダム

          22年6月の書籍雑誌推定販売金額は861億円で、前年比10.8%減。 書籍は440億円で、同10.2%減。 雑誌は421億円で、同11.4%減。 雑誌の内訳は月刊誌が352億円で、同13.5%減、週刊誌は68億円で、同1.3%増。 これは刊行本数の増加と『an・an』のBTS特集の即日重版によっている。 返品率は書籍が40.6%、雑誌は41.1%で、月刊誌は40.2%、週刊誌は45.1%。 返品率が40%を超えるカルテットも1年ぶりだ。 売上のほうも全体、書籍、雑誌のトリプルの二ケタマイナスは近年でも初めてだと思われるし、今年の下半期を予兆するかのようでもある。 7月の取次POS調査もそれに見合う動向で、夏の只中へ向かおうとしている。 1.出版科学研究所による22年上半期の出版物推定販売金額を示す。 ■2022年上半期 推定販売金額 月推定総販売金額書籍雑誌 (百万円)前年比(%)(百万円

            出版状況クロニクル171(2022年7月1日~7月31日) - 出版・読書メモランダム
          • 出版状況クロニクル161(2021年9月1日~9月30日) - 出版・読書メモランダム

            21年8月の書籍雑誌推定販売金額は811億円で、前年比3.5%減。 書籍は433億円で、同0.1%減。 雑誌は377億円で、同7.2%減。 雑誌の内訳は月刊誌が314億円で、同6.1%減、週刊誌は62億円で、同12.2%減。 返品率は書籍が37.4%、雑誌は43.6%で、月刊誌は43.6%、週刊誌は43.7%。 書店売上も厳しく、書籍、文庫本、新書はいずれも10%減、ビジネス書は15%減、 雑誌も定期誌、ムックが10%減、コミックスも1%減で、『鬼滅の刃』ブームも終息しつつあるのだろう。 秋を迎え、出版業界はどこへ向かっていくのだろうか。 1.『日経MJ』(9/1)の2020年度「卸売業調査」が発表された。 そのうちの「書籍・CD・ビデオ部門」を示す。 ■書籍・CD・ビデオ卸売業調査 順位社名売上高 (百万円)増減率 (%)営業利益 (百万円)増減率 (%)経常利益 (百万円)増減率 (%

              出版状況クロニクル161(2021年9月1日~9月30日) - 出版・読書メモランダム
            • 出版状況クロニクル159(2021年7月1日~7月31日) - 出版・読書メモランダム

              21年6月の書籍雑誌推定販売金額は996億円で、前年比0.4%減。 書籍は490億円で、同0.2%増。 雑誌は475億円で、同0.9%減。 雑誌の内訳は月刊誌が407億円で、同3.1%増、週刊誌は67億円で、同20.0%減。 返品率は書籍が39.0%、雑誌は41.2%で、月刊誌は40.2%、週刊誌は46.8%。 書店売上は書籍の9%減に見られるように、ほとんどのジャンルでマイナスとなっている。 雑誌のほうも定期誌、ムックがともに1%減で、コミックスは『進撃の巨人』最終巻、『呪術廻戦』『ONEPIECE』の新刊が出されたが、前年の『鬼滅の刃』には及ばす、前年並みとなった。 1.出版科学研究所による21年上半期の出版物推定販売金額を示す。 ■2021年上半期 推定販売金額 月推定総販売金額書籍雑誌 (百万円)前年比(%)(百万円)前年比(%)(百万円)前年比(%) 2021年 1〜6月計644

                出版状況クロニクル159(2021年7月1日~7月31日) - 出版・読書メモランダム
              1