不眠や落ち込み、だるさ、暗い性格などの抑うつ状態は、長期間回避不能なストレスを浴び続けた後に現れる神経症であり、自律神経の狂いと精神疾患を併発した症状でもあります。 この症状を放っておくと、『うつ病』や『対人恐怖症』など、二次的な症状が現れることもあるため、早めに対処することが大切です。 こういった心の病に侵される前に、日々のストレスや疲れをリフレッシュできる環境作りや、意識的に心身のバランスを整える必要があります。 【1.不眠】 不眠は自律神経が興奮状態になり、自律神経失調症の初期症状として現れやすい症状の一つ。 眠りは副交感神経が優位な状態で起きるものですが、精神的な悩みや怒り、心配事などがあると寝る時間になっても眠気がこず、興奮状態が続きます。 寝不足で昼間に眠くなる、仕事や運動で体は疲れているのに布団に入っても眠れない、早朝に覚醒してしまう・・という状態は自律神経失調症の典型的な症