「いじめ」告発が続く韓国スターたち K-POPアイドルやTVドラマの大ヒットから米アカデミー賞受賞まで、世界を舞台に活躍が続く韓国芸能界。だが最近その足元が何かと騒がしい。 ドラマやバラエティなどに起用されていた若手スターたちが続々と番組を下ろされ、放送延期あるいは撮影のやり直しになるといった混乱が続いているためだ。 その原因は、過去のいじめ。若手俳優やアイドル、また人気スポーツ選手にいじめや暴力を受けていたとの告発が、韓国のネット社会でいま頻繁に繰り返されているのだ。 ネット発のいじめ告発は以前にもあったが、特に今年に入ってからはMeToo運動さながらの過熱ぶりを見せている。 主演俳優降板で約3億円の訴訟 男性俳優のジス(28)も、そんな告発で降板させられた1人だ。彼は今年2月15日に放送が始まった公営放送KBSの時代劇ドラマ「月が浮かぶ川」で、主演を務めていた。 だがその第6話が放送さ