香港で多数のカンフー映画に出演し名を挙げ、国際的なアクション俳優の草分け的存在となった倉田保昭(78)が日本に帰国して50年となった。 これを記念し、倉田の名を日本で広めた香港映画「帰って来たドラゴン」(1974年、ウー・シー・ユエン監督・脚本)が、7月26日から全国の映画館で順次再上映されている。 これまで発売されたDVDなどでは、7分短縮された映像が使用されていたが、今回は1時間39分の完全版の画質や音質を向上させた。 ほんの一瞬--50年を振り返ると ほんの一瞬ですよね。せいぜい10年、15年ぐらいの感覚。 --「帰って来たドラゴン」を改めてごらんになって感じることは 2度とできないアクションシーン。自画自賛ですが、今見ても古臭くないですよ。 <「帰って来たドラゴン」は、香港のアクションスター、ブルース・リャンが主人公のドラゴンを演じた。ドラゴンは流浪の旅を続ける正義漢で、倉田がふん