一般社団法人は、平成20年に「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」が施行されて以来、年々数が増えてきています。 その背景には、比較的簡単に設立できるなど、一般社団法人を設立するうえで様々なメリットがあります。 今回は、その中でも代表的な16のメリットと4のデメリットを紹介していきます。 一般社団法人を設立する16のメリット 一般社団法人で設立するメリットはたくさんあります。以下はその代表的な例になります。 1. 法的要件を満たせば、誰でも登記によって設立できる これまでは、社団法人の設立は、民法に規定により所轄の省庁が裁量で設立を認可しいました。そして、天下り役人の退職先の温床とされ、「行政改革」によって一新されました。今では許可制が廃止になり、登記によって誰でも容易に設立できるようになりました。 2. 社員2名から設立できる 一般社団法人の社員とは、一般社団法人の構成員のことを