会計検査院は2012年度の決算検査報告で、石川県が整備した河川落差工の設計ミスを指摘した。構造物にかかる地震時の静水圧を過小に算定していたり、設置予定だった遮水工を設計図に記載し忘れて未設置だったりした。
魚だって自由に泳ぎたい―。兵庫県丹波篠山市は今年度、市内を流れる畑川の落差工1カ所に魚が上流に上る「遡上」(そじょう)を助ける「魚道」を整備する。落差工の下流と上流では、生息する魚の種類が大きく違うことから、より生息域を拡大し、絶滅のリスクを抑えることを目的に整備。小規模な河川に市が魚道を整備するのは全国的に見ても珍しいケースという。現場は地域の小学生たちが長年にわたって水質や魚の調査を行っている川。魚道も含めた今後の整備に子どもたちの意見も生かし、県とも連携しながら人も魚も水に親しめる場所にする。 落差工は、河川に落差を作ることで流れる水の勢いを弱める治水効果があるほか、水が溜まるため、農業用などの取水がしやすい利点がある。 一方、生態系にとっては生息域を狭める”壁”になる。生息域が狭くなると、人為的に害となる物質が流れ出た際や、洪水などの災害による復旧工事によって、エリアにすんでいる魚
8月31日午後2時過ぎ・・・房総の東部をかすめるように台風11号が北上して行きました。夷隅地方は、暴風圏域に入ったような、激しい風と雨だったのです(→「土のうた」;【台風11号通過 大原漁港】)。 大原漁港から山を越えて、落合川(いすみ市国吉付近で夷隅川に合流)に至ります。 市道が落合川を渡る付近(長志地区)に落差工魚道があります。 そして、雨のない普通(常時)の状況は、こんな風景でした。 2008.06.12にエントリーした【no.171】です。 しかし、台風のような豪雨が来ると川は一変します。ここが落差工だ・・と分かる形の水面ですが、魚の逃げ場はなさそうです。 コンクリートの護岸は安全のようですが、自然生物には冷たいことがよく分かります。 人間の意志は、「早く下流に流し去ってしまいたい・・」でしょうか・・・。 魚たちは、夷隅川本流まで流され、どこかに避難するのかも知れません。魚道がある
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