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西村佳哲の検索結果1 - 2 件 / 2件

  • 外部化と内部化を超えて:西村佳哲「自分の仕事をつくる」|Shimamura, T. 島村徹郎

    タイトルから一見、自己実現をテーマにした自己啓発本か、起業のすすめかと思うかもしれないが、決してそうではない。しかし、これから社会に出て行く人も、バリバリ働いてきて少し疲れている人も、中高年で人生100年時代に面して人も、仕事ってなんだろう、と思い悩むすべての人に手にとってほしいと思う。 自分の仕事について、じっくりと考えて実践することは、年代や仕事内容を問わず、よりよく生きて行くうえで大事なことだ。 私たちは、この世の中に生まれてきたからには、死ぬまでは生きなければならない。私たちが生きるということは、家族あるいはコミュニティや社会、そして世界に、働きかけ働きかけられ、その中でそんな周囲の環境から生きていくための糧をうけとる、そのサイクルのくり返しである。(*1) そのような、私たち自身の社会や世界との関わり合いの中で、仕事は、多くの人たちにとって、時間においてもエネルギーにおいても、大

      外部化と内部化を超えて:西村佳哲「自分の仕事をつくる」|Shimamura, T. 島村徹郎
    • 10月のふりかえり|表現者には難しい時代で、同時に、役割がハッキリした時代を生きていると思う|西村佳哲

      写真上:前田聡子 先月の遠野滞在のつづきから。今月はなんでだか長い。 10月◯日「インタビューのワークショップ」の中で、参加メンバーと〝物語〟の話になる。本人は「前にこういうことがあったから、いま自分はこうで」といった因果関係で自分を語りがちだけど、そんなことはなくて、実はすべて〝たまたま〟なんじゃない? きき手も過去・現在・未来の流れで人を理解しがちだ。一貫性や、同じ一つの物語を生きているという認識は安心感を与える。けど、人が生きていることのわけのわからなさや、無意味さを、物語に回収してしまうのはもったいないんじゃないか。 「きく」ことに切実さのある人の割合が高く、こんな話まで交わし合えて楽しい。ワークショップは本当にメンバー次第だ。 10月◯日明け方嫌な夢をみて、くすんだ気持ちでおきる。自分が無意識に感じている惨めさを、夢は遠慮なく体験させる。 ワークショップの最中でまだ遠野にいる。薪

        10月のふりかえり|表現者には難しい時代で、同時に、役割がハッキリした時代を生きていると思う|西村佳哲
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