プソイドエフェドリン (pseudoephedrine, PSE) は、内服用の鼻づまり薬として広く用いられてきた医薬品である。塩酸塩または硫酸塩の形で用いられる。アメリカでは塩酸塩は、Sudafedの商品名で、一般用医薬品として薬局にて入手可能である。 プソイドエフェドリンはエフェドリン (立体配置:1R, 2S) の (1S, 2S)-ジアステレオマーの国際一般名であり、(+)-プソイドエフェドリン、D-プソイドエフェンドリンとも呼ばれる。 日本でも、乱用の恐れのある医薬品の成分として、含有される一般医薬品の販売が原則で1人1箱に制限されている[1]。 使用[編集] 日本では鼻炎薬として、多くの市販薬(OTC医薬品)に配合され、かぜ薬に配合されていることもある。 2000年代以前、鼻炎用内服薬としてはフェニルプロパノールアミン(PPA)が一般的に汎用されていたが、PPAは脳卒中の発生リ