「住居」中心なので問題ナシ、なのか? そうは言いつつも、こういう反論もあるだろう。 「だって、麻布台ヒルズは住居が中心で、その住民がユーザー層のメイン。日曜に人がいなかろうが、外部から来る日本人のニーズにマッチしてなかろうが、関係なくないですか?」 確かに。「アマン レジデンス」だけでなく、麻布台ヒルズにはそれぞれのビルに住居があって、そこは一つの街のようになっている。 実際、ここは「コンパクトシティ」を目指して作られていて、中には医療センターや郵便局など、住むのに不可欠な施設も揃っている(ちなみに外国人向けに「ブリティッシュスクール」も併設されていて、教育機能まで担っているというわけだ)。 現在公開されている麻布台ヒルズのレジデンスの値段は、8階1LDKで月52万8千円。ここに管理費3万8千円がかかる。これでもおそらく安い方で、都内屈指の高級マンションであることは間違いない。