初版年月日 2024年3月15日 書店発売日 2024年3月11日 登録日 2024年2月8日 最終更新日 2024年2月8日 紹介 1990年代以降の日本中世史を牽引してきた分野に対外関係史と貨幣史がある。本書の著者である小葉田淳は、そのような流行がおこる半世紀以上も前に、その双方に輝かしい業績を残していた巨人であり、本書はそのうちの貨幣史に関する先駆的研究として、いまなおくり返し参照されつづけている、すなわち学術的にも現役でありつづけている名著である。新版の刊行にあたっては、旧字・旧仮名を新字・新仮名に改め、難易語に補注を加え、史料出典の刊本情報を新たに追記するなど、読者の便をはかる。 目次 新版凡例/はしがき・改訂増補日本貨幣流通史序・序(三浦周行)・自序・凡例 前編 銅 銭 緒 言 第一章 貨幣流通の展開 第一節 中国銭の輸入/第二節 中世の経済社会/第三節 貨幣の供給 第二章 中