「キング・タビーは守銭奴じゃない、タビーはダブのオーガナイザー(設立者)だ」 ディリンジャー(リー・‘スクラッチ’・ペリーの『Blackboard Jungle Dub』LPについて) 地面に轟く雷鳴のようなリヴァーブ、宇宙的なエコー、度肝を抜かれるディレイ、ハイパスフィルター、これが世界がダブを愛する理由だ。 21世紀の現在、ダブという言葉はリミックス、特にダンス・ミュージックと関連づけられている。モダン・テクノ、グライム、ハウス、ダブステップの楽曲は‘ダブ’・エディット、つまりはリミックスを擁することが多い。この‘ダブ’の起源、発明、発展、そして進化は、現代におけるダンス・ミュージックの大半と同様に、ジャマイカが大きく貢献している。 <関連記事> ・映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』関連記事まとめ ・ボブ・マーリー:ジャマイカ最大のスターの人生とその功績 ・ボブ・マーリーの歌詞に