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  • 進行した認知症患者の誤嚥性肺炎とは延期可能な老衰である

    誤嚥性肺炎という病気がある。 ガイドラインでは、誤嚥リスクのある宿主に生じる肺炎、と定義される。 そのうち最も多くを占めるのは高齢かつ進行した認知症患者が発症する誤嚥性肺炎である。 内科救急で最も多く経験する疾患で、入院で受け持つ頻度もかなり高い。 特異なことに、最も多く接する疾患の一つでありながら、専門家が存在しない。 肺炎だから呼吸器なのかといえば、呼吸器内科医は認知症への対応は専門ではない。 精神科は認知症診療が業務範囲に含まれるが、身体疾患が不得手である。 脳神経内科医は嚥下や認知症を専門領域の一つとするが、絶対数が少なく、専門領域が細分化されている。 そんなわけで多くの場合は内科医が手分けして診療することになる。 そういうわけだから、誤嚥性肺炎に対する統一的な見解はない。ガイドラインも2013年から更新されていない。また誤嚥性肺炎に関する文献や書籍はあるし、質の良いものが出版され

      進行した認知症患者の誤嚥性肺炎とは延期可能な老衰である
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