みなさんは、「金属」を描く時に悩んだことはありませんか? 金属製のものは意外と多く、小さなアクセサリーから大きな武器防具と、幅広く登場します。しかも金・銀・銅と、いろいろな種類があります。それぞれに違った輝きや質感を持っているので、なかなか描き分けが難しいですよね。 本日は、「金属」の描き方を解説したイラスト・メイキングを特集しました。反射と明暗のポイントを押さえると、グッと金属らしさが出てきますよ。金属は苦手という人も、参考にしてみてくださいね。それではご覧ください。
世の中には光を感じる物体が多く存在しています。宝石や金属、ガラスなど、光を反射させたり屈折させたりすることで、質感を感じることができます。それは、立体として存在しているからこそ光の効果を得ることが出来るのですが、平面のイラストでも光を表現することができます。 そこで今回の記事では、光る物質の描き方について考えてみたいと思います。 編集・執筆 /YAMADA, AYUPY GOTO ●光の屈折と反射を、色で表す 光り物の絵を描くにあたって、まずその対象物の構造や質、他の物体に及ぼす効果を理解する必要があります。 例えば、ダイヤモンド。無色透明ですが、カットにより光の屈折面が増え、まばゆいきらめきが生まれます。そして、床に置いた場合は影が落ち、光も反射します。 このように物と物の関係性を理解しておくと、絵に描いたときに存在としての説得力が出て、リアリティが増します。 “透明色”の絵の具は存在し
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