人間にとって、きちんとした睡眠をとることはとても大切なことだ。個人差はあるが、一般的には一晩に7〜9時間は眠ることが推奨されている。 ところが中には6時間未満でも十分に元気だという人もいる。こうした人たちのことを「ショートスリーパー」といい、モーツァルトやエジソンのような歴史上の人物のほか、日本でも明石家さんまさんや畑正憲さん(ムツゴロウ)などがそうだと言われている。 だが、本当にショートスリーパーは実在するのだろうか? 本当は体や脳にかなり無理をさせているのではないだろうか? この疑問に対し、アイルランド、メイヌース大学の睡眠の専門家はショートスリーパーは「本当にいる」と答えている。 それは都市伝説や無理をしているわけではなく、遺伝的な体質なのだそうだ。 広告 「ショートスリーパー」は実在する。それは遺伝的な体質 行動神経科学者のアンドリュー・クーガン氏はこう説明する。 睡眠時間が短くて