『青天を衝け』(せいてんをつけ)は、2021年(令和3年)2月14日から12月26日まで放送されたNHK大河ドラマ第60作[3]。「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一を主人公に[3]、江戸時代末期(幕末)から昭和初期までを描く[4]。 制作[編集] 2019年(令和元年)9月9日に制作発表が行われ、題材・タイトルとともに脚本を連続テレビ小説『風のハルカ』『あさが来た』などを手がけた大森美香が担当し、主演を吉沢亮が務めることが発表された[3]。なお、吉沢は大河ドラマの主演俳優としては初の平成生まれである[5]。 内山峡の渋沢栄一詩碑にある「衝青天」の一節 表題「青天を衝け」は、渋沢自身が内山峡(長野県佐久市)を旅した際に詠んだ漢詩の一節「勢衝青天攘臂躋 気穿白雲唾手征」(意:青空をつきさす勢いで肘をまくって登り、白雲をつきぬける気力で手に唾して進む)から取られた[3]。 発表会見において制